サイバーマンデーとは何のこと？意味やメリットは？日本ではいつ？

年末に向けて、映画のタイトルのようなサイバーマンデーという言葉を見かけるようになりました。

サイバーマンデーとは何を意味していつのことを言うのか、月曜日である理由や、どんなメリットがあるのか、これまでサイバーマンデーを取り入れている日本での企業についてまとめました。

年末に向けて、インターネットでのお得な買い物のチャンスを見逃さずにすみます！

サイバーマンデーとは何のこと意味は？

サイバーマンデーは、年末に向けたビッグセールのことで、アメリカでは感謝祭の後の月曜日のことを言います。

どうして月曜日なのか疑問に思うことでしょう。

感謝祭はアメリカの祝日の一つですが、11月の第4木曜日に「サンクスギビングデイ」という大きなお祭りがあり、ほとんどの人は家族と共に過ごします。

この日のために、わざわざ遠方にいる家族や親戚が、水曜日の夜から一斉に故郷へ集まります。

日本のお盆やお正月のような大切な日です。

この木曜日は基本的に、どこの店もお休みで、家族で家に集まり、感謝祭にちなんだ肉料理などを食べたり、おしゃべりをしたりして過ごします。

しかし、翌日の金曜日になると、企業や店ではクリスマスに向けての商戦が始まり、それに向けて出かけます。

アメリカでは1950年代から、年末のギフトシーズンであるクリスマスのために、お買い物をする人が増えました。

そこでどこのお店も、1年で一番大きなセールを感謝祭の翌日の金曜日に開催するようになり、その日を当てこんで買い物をする人が年々増えていきました。

平日なのにと疑問に思うかもしれませんけれど、州により異なりますが、感謝日の翌日の金曜日も祝日とし4連休にしている州が少なくないのです。

店にとってはうれしい悲鳴と思えますが、増えるお客の対応に困った警察側が「ブラックフライデー」と呼び、お客を遠のかせるように仕向けます。

ところが、その作戦は結果的に効果はなく、皮肉にも「ブラックフライデー＝年末に向けたセールの日」として欧米を中心に広まることとなります。

その「ブラックフライデー」から明けた翌月曜日に、家やオフィスに戻った人たちが、オンラインショッピングをすることが多いことから「インターネット」を意味する「サイバー」より「サイバーマンデー」としトレンドが始まります。

実は、この「サイバーマンデー」は、1年で最もネットでの買い物が、盛り上がる日の一つでもあります。

「サイバーマンデー」は、「ブラックフライデー」で買えなかった商品などをネットで買おうとする人や、店舗があまりに混んでいるため、実店舗を避けている人が集中しています。

オンラインの企業側は、集中した顧客に「セール」を打つことで、本来の目的以外のものも購入してもらおうと当て込んだと考えられます。

このブラックフライデーからサイバーマンデーまでを、略してBFCM（ブラックフライデー・サイバーマンデー）とも最近では呼ぶようになりました。

サイバーマンデー日本ではいつからいつまで？

日本には祝日として感謝祭はないので、サイバーマンデーが、必ずしも11月の第四金曜日の翌月曜日に実施されるわけではありません。

オンラインなので、日付だけでなく時間もポイントです！

以下は、過去に日本で開催されたサイバーマンデーについて参考までに並べました。

アマゾン

楽天Rebates

ただ安いだけでなく、ポイントが20倍になったり、送料無料のタイムセールは、うれしいです。

IHGリワーズクラブ

Expedia

マイクロソフト

ABCマート

BUYMA

GAP

GROUPON

まとめ

アメリカでは、感謝祭からの消費者の行動がデータとして取れているので、サイバーマンデーの意味合いは大きく、実際、前年より売り上げが増え、1日のオンライン売上高として過去最高を記録したデータがあります。

日本では感謝祭など、お盆ほどに重要視されていないので、行動パターンが異なっていると思います。

ブラックフライデーは、名前のインパクトもあり、取り入れている企業が少なくないですが、サイバーマンデーは、増えているような、正直どうかなと個人的に思いました。

普段から、欲しいと思っていた高額商品が安く買えるチャンスの一つです。